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2015年4月2日木曜日

【試合で勝負強くなるために緊張に打ち勝つ方法】宮地一裕選手の場合

好評シリーズの【試合で勝負強くなるために緊張に打ち勝つ方法】。今回は日本ブラジリアン柔術連盟の年間ランキングで、茶帯部門1位に輝き、黒帯昇格を果たした宮地一裕選手です。宮地選手は、修斗のカリスマ・佐藤ルミナさんが代表を務める修斗ジムroots所属。MMAジムのため、宮地選手も基本「週2~3回の練習」のみながら、ガードからの回転系の動きを得意に紫帯・茶帯でも連戦連勝を重ね、全日本選手権等でも優勝しています。ランキング1位になるだけに、試合出場も多い宮地選手の緊張克服方法とは!?
JBJJF年間ランキング表彰式にて。右端の愉快なメガネを欠けているのが宮地選手です。

全日本選手権決勝を一本勝ちで決める。

--試合前にいつも考えていること
宮地 試合前はジムの仲間と談笑しながらリラックスしていますが、試合の事は常に忘れないようにしています。半分はくだらないこと考えていますが、半分は試合のことを考えてるつもりです。

--……くだらない事とは?
宮地 くだらないことに関してはここでは言えませんが、試合に関しては負けたくないという気持ちだけはブレずに持っています。

--緊張したらどう対処していますか?
宮地 緊張感と付き合うのも大事だと思うので、放っておくことが多いですが、大きな大会だと深呼吸したり鼻唄歌ったり自分の世界に入りながら気を紛らわせることもあります。また、1点に集中し過ぎるとより緊張感が増すので、周り全体を見るように心掛けています。

--では最後に、初試合に望む方へのアドバイスを一つお願いします。
宮地 自分も最初は試合に対する恐怖心があり、なかなか積極的に出ることができませんでしたが、試合も会場の雰囲気も慣れなので早いうちに試合に出るほうがいいと気付きました。気付いた頃には1年経っていましたが(笑)。今思えばもったいなかったし、もっと積極的に試合に出ていればよかったと思っていますので、思い切って試合に出ることをオススメします。

■修斗ジムroots
http://www.rootsgym.com/