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2015年3月20日金曜日

「ADCC JAPAN2015 EAST OPEN / ADCC関東オープントーナメント」のエキスパート部門その2

「ADCC JAPAN2015 EAST OPEN / ADCC関東オープントーナメント」のエキスパート部門で、激戦区となったのはマイナス66kg級。柔術のライトフェザー、フェザー級の間の階級だけに、今大会でも5人のプロ・アマ選手が出場し、激戦を繰り広げました。

アダルトエキスパート-66.0kg級準決勝
●鷹島大樹(リバーサルジム新宿 Me,We)
腕十字
○濱崎一登(ロータス世田谷)
柔術茶帯で、ADCC予選にも出場経験のある寝業師・浜崎選手と、プロシューター・鷹島選手の一戦。鷹島選手は上からの押さえ込みとバランス力に長ける選手ながら、浜崎選手が技術で一枚上手かガードからのラバー、三角、オモプラッタなどを仕掛け、最後は下から腕十字で一本を奪った。

アダルトエキスパート-66.0kg級準決勝
○石田浩(頂柔術)
ポイント3-0
●早坂俊明(パラエストラ川崎)
両者柔術では茶帯ながら、グラップリングの実績では修斗系大会で優勝した実績を持つ早川選手が上か。試合は下から早坂選手が攻め続け、フロントチョークで一本寸前までいくも逃れる。インバーテッドから三角に捉えたところで3分経過してポイント制に。ココもガッチリ入ったように見えるが、耐えて耐えて外れたところで噛み付きパス! これで3ポイントを奪い、石田選手が勝利。

アダルトエキスパート-66.0kg級決勝
○石田浩(頂柔術)
ポイント1-0
●濱崎一登(ロータス世田谷)
引き込んだ濱崎選手がスパイラルガードで絡みつき、石田選手の猛攻を防ぐ。草刈りで上になりかけるが、まだ前半でポイントならず。そして後半戦で両者ダブルガード状態の時に、再度引き込み直したのがマイナスポイントになったか!? これが決め手になり石田選手が接戦をもぎ取った。


石田選手試合後のコメント
「ADCCの大会に出たのは、ADCCJAPANが設立して間もない頃にビギナーで出場したので……思い入れのある大会だったんですね。長年もう一度とは思っていて、今回タイミングが合い出場できました。(今大会の優勝について)私が優勝出来たのは、運が良かった感じがします。初戦の早川選手との試合でも、ほぼ自分が負けたような印象だったので、後半3分で。決勝も辛くも勝てて、私が一番強いと胸張っては言えませんね。(アジア予選に向けて)もちろん出たいですね。今大会で優勝すればシード権が与えられると知っていたので幸い優勝できたので、是非出場したいです」

ADCC世界大会アジア&オセアニア予選では現在出場者を募集中。エキスパートのみ!
出場者多数の場合は、予選も行われるとのこと。