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2015年2月27日金曜日

「第9回全日本マスターズ柔術選手権」マスター2黒帯レポート

「第9回全日本マスターズ柔術選手権」から、続いては黒帯マスター2の試合レポートをお届けします。このカテゴリーに黒帯選手が集中。〆切間際に元全日本3連覇の中村大輔選手もエントリーして話題を集めました。

マスター2黒帯ライトフェザー級決勝
○大久保康史(Fellows)
レフリー判定
●坂本純(トライフォース柔術アカデミー)
坂本選手の右襟を両手で引き下げ、前屈みになる形で投技を防ぐ。この展開が約2分続いたところで両者引き離される。大久保選手は立ちで組みながらも腰を引き投げを警戒して、残り30秒で飛びついて引き込み、一気に潜り脚を抱えるが、坂本選手は上から潰しながら対処したところでタイムアップ。

マスター2黒帯ライトフェザー級決勝
○西林浩平(リバーサルジム新宿Me,We)

ポイント2-0(AD0-2)
●奥田照幸(X-TREME柔術アカデミー)
7名参加のフェザー級、決勝はアサダ・トシオ選手を破り勢いに乗る西林選手と奥田選手によるベテラン同士の一戦に。序盤、奥田選手の引き込みに合わせるようにタックルで西林選手が2ポイント先制。そこから奥田選手は小手絞り、ホレッタなど終始仕掛けるも、アドバン止まりで西林選手が防ぎきり優勝。

マスター2黒帯ライト級決勝
○中村大輔(GRABAKA柔術クラブ)
十字絞め
●廣瀬貴行(パラエストラTB)
元全日本選手権3連覇の中村大輔選手(GRABAKA柔術クラブ)がマスター2黒帯ライト級で登場。巴戦で広瀬選手と二度対戦し、準決勝をバックからの送り襟絞め、決勝をマウントからの十字絞めを極めて圧巻の優勝を決めた。

マスター2黒帯オープンクラス決勝
○中村大輔(GRABAKA柔術クラブ)
アンクルホールド
●ミケヤス・トシオ・アサダ(IMPACTO JAPAN B.J.J)
 中村大輔選手が元兄弟弟子の西林選手を破り、決勝もアサダ選手をマウントの絞め、逃れたところにアンクルで一本。どの展開からも極めれる圧倒的な強さ。階級を合わせオール1本で2冠達成。