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2014年6月24日火曜日

『第15回全日本ブラジリアン柔術選手権大会』団体優勝を果たしたパラエストラ代表・中井祐樹氏に大会後インタビュー

そして今年の団体優勝は2008年以来、中井祐樹率いるパラエストラが6年ぶりに奪還! 日本全国の支部から精鋭を集め、青から茶まで入賞者の多さが决めてになりました。大会終了後の中井先生にインタビューを行いました。

--まず団体優勝おめでとうございます!

中井 団体優勝は2008年以来、我々パラエストラでは『全日本奪還』を合言葉にしていたので達成出来で素直に嬉しいです。

--6年ぶりとは、正直言って意外です。

中井 一次はAXIS柔術アカデミーさんと毎年交代のように団体優勝を争っていまして、AXISさんが立場上連盟のメインストリームを離れてからはウチが2連覇。団体優勝が当たり前になっていく中で、大会後には地方支部の選手は散り散りに帰って行くこともあり達成感が薄らいでいました。各支部が力をつけてきたこともあり、全日本柔術選手権以外で各支部いずれかが単独優勝できるようになったら、一度チームをバラし支部で挑む、というプランを非公式ながら発言していたら、足並みが揃わなくなってきたんです。

--その中で新興ジムが出てきました。

中井 そうですね、トライフォース柔術アカデミーさん、GRABAKA柔術クラブさんなど新興ジムが勢いを増し、我々が日本一から滑り落ち出した。我々も支部が増えた事により私が全色帯選手が把握できなくなったこともあり、立候補制になり出場選手が増えなかったんですよ。でも、慰労会では支部代表・選手含め「悔しい」という言葉が出てくる。

--なるほど。

中井 改めて日本一を目指すべく、長い年月を掛けながら選手たちに全日本の熱をもう一度取り戻させる。そして今大会で全支部から各階級の選手・成績などをあげてもらい、そこから僕が選びなんとか陣容を整え大会に臨みました。今回は特に原動力となったのは若い力の台頭ですね。ウチは少年部も盛んなので、また新しい力が出てきて支えてくれる、と信じてします。

--目指すは連覇ですね。

中井 パラエストラの旗も有志達が僕に内緒で作ってくれて、結束力は高まったし、すごく支えられたのも大きいです。拡げることのジレンマはありましたが、こうやって結実できた。続けてきたことを辞める必要はないと思っています。今後も、続けます。