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2014年4月23日水曜日

『第8回関東柔術選手権大会』アダルト茶帯オープンクラス

4月20日に行われたJBJJF主催『第8回関東柔術選手権大会』から、茶帯無差別級のレポートをお届けします。階級別は一人エントリーだったため、全員が無差別で試合を行いました。

アダルト茶帯オープンクラス (5名)
大塚博明(GRABAKA柔術クラブ)
鍵山士門(デラヒーバジャパン)
高橋昌嗣(トライフォース柔術アカデミー)
宮地一裕(修斗ジムroots)
吉田享平(頂柔術)

アダルト茶帯オープンクラス準決勝 大塚博明vs吉田享平
引き込んだ大塚選手に、プレッシャーを掛け続ける吉田選手がアドバンテージを得る。大塚選手はタイマーを確認しながら冷静に試合運びをしている印象であり、残り一分過ぎにスイープで逆転。勝負決まったか、と思いきや土壇場で吉田選手がパワー差を活かしたスイープ。劣勢になった大塚選手は十字絞めを狙いアドバンテージを得て試合終了、ポイント2-2(アドバン1-1)でレフリー判定になり、大塚選手に軍配が上がる。

アダルト茶帯オープンクラス準決勝 鍵山士門VS高橋昌嗣
序盤は高橋選手の時間。パワーで勝る高橋選手が引き込んだ鍵山選手に猛攻を仕掛けアドバンテージを重ね、一瞬サイドにパスガードしたかと思ったが、“3秒”以内に素早く戻させる。後半は鍵山選手が一気にデラヒーバ崩れから立ち上がり上に2ポイント、最後はバックポジションをキープしポイント2-0(AD1-3)で鍵山選手勝利。

アダルト茶帯オープンクラス決勝 鍵山士門VS大塚博明
GRABAKAの朝練、トライフォースのコンベンションクラスなど、日頃から練習を共に手の内を知りつくす両者。爆発的なパス力を持つ鍵山選手に対し、大塚選手はクォーターガードで動きを制限させる。しかし中盤に鍵山選手のレッグドラッグでアドバンテージ先制。その後も大塚選手がガードからコントロールし続けますがポイントにならず、時間は残り30秒。ここで大塚選手がベリンボロが崩れたところで一瞬膝を取りに行く素振りで上になり、これがスイープポイントに!ポイント2-0(AD0-1)で大塚選手の逆転優勝。ただ、大塚選手はさほど焦る様子はなかったので、計算通りの試合運びだったのでは? という印象です。

試合動画はこちら。ポイントを取った瞬間、大塚選手がカメラ目線(多分タイマーみているだけ)


■アダルト茶帯オープンクラス
優勝:大塚博明 (GRABAKA柔術クラブ)
2位:鍵山士門(デラヒーバジャパン)