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2014年3月25日火曜日

『第8回全日本柔術マスターズ選手権大会』マスター1黒帯ライト級、黒帯ミドル級レポート

3月23日大田区総合体育館にて行なわれた『第8回全日本柔術マスターズ選手権大会』から、中村大輔選手、白木大輔選手という日本を代表する2選手の階級別試合をお届け。まず中村選手は今年から試合復帰しましたが、カテゴリーはマスター、階級も一つあげてライト級で今回参戦。ライト級はワンマッチ決勝になり、相手はIMPACTO JAPAN B.J.J所属のアンデルソン・ムラサキ選手になりました。そしてミドル級もワンマッチ決勝で、カテゴリーこそ違うもIBJJFアジア王者同士の白木大輔選手(SAD)、ヨースキ・ストー選手(IMPACTO BJJ)の一戦に。

■マスター1黒帯ライト級ワンマッチ決勝 中村大輔VSアンデルソン・ムラサキ
 開始早々に中村選手から引き込み、ベリンボロに見せ掛け即座に片足を持ち立ち上がる。アンデルソン選手が逃れたところで柔道組手争いになり、中村選手が背負い投げから一気に上四方固めで3秒キープでテイクダウンポイント先制。アンデルソン選手が潜り込んで逃げようとするも、中村選手は逆サイドに移動し、サイドポジション3点、ニーオン2点追加でリードを広げ、最後は絞めでフィニッシュ。圧巻、と言える試合運びでした。


■マスター1黒帯ミドル級ワンマッチ決勝 白木大輔VSヨースキ・スト
 引き込んだヨースキ選手に、白木選手はどっしり腰を下ろし、スイープの仕掛けに抜群のバランス力の高さで対処。そして白木選手は相手の足を跨ぐように大きく片足を外側に起き、相手の上半身に圧力を掛けながらパスを仕掛ける。ハーフガードで足が抜ける・抜けないの攻防になり、最後残り一分で白木選手が相手の顔を潰しながら一瞬マウント気味になって足を抜き、サイドポジションで3点。これが決勝点となり、白木大輔選手が階級別は優勝しました。

明日のレポートでは、マスター1黒帯決勝の模様をお届けします!