ページ

2014年2月23日日曜日

『第6回関西柔術オープントーナメント』&『ADCC JAPAN2014 WEST OPEN』二次締切迫る!

3月9日(日)、兵庫県神戸市王子スポーツセンター柔道場で行われる『第6回関西柔術オープントーナメント』の早期割引が適用される二次締切が26日まで、と迫っております。この大会はADCC『ADCC JAPAN2014 WEST OPEN』も共同開催されます。道衣&ADCCグラップリングが一日で味わえる大会です。

■『第6回関西柔術オープントーナメント』
2月1日~2月26日迄JBJJF会員:4000円  一般(白帯のみ):5000円
2月27日~3月3日迄JBJJF会員:5000円  一般(白帯のみ):6000円
https://www.jbjjf.com/tournament/2014/ks_op6.html

■『ADCC JAPAN2014 WEST OPEN』
オフィシャルアカデミー一般


2/1(土)~2/26(水) 4000円 4500円
2/27(木)~3/3(月) 5000円 5500円
※オフィシャルアカデミー加入方法はこちらをご参照ください>>>


以下、過去記事より抜粋。
IBJJFルール、ADCCルール、一体どう違うの?
一昨年まではJBJJF主催大会でもNO-GI部門が行われ、“道衣のない柔術”として参加した柔術家をしっかり適応していた印象があります。しかし、今回は“ADCCルール”です。寝技愛好家として憧れる言葉アブダビ・コンバット。だけどルールの違いに柔術家は対応できるのか、そもそもADCCルールは柔術ルールとどう違うの? ADCCJAPANの公式ルールを一度読んだ上で、ADCC JAPAN代表・安井佑太氏に“ルールの差”について質問してみました。


--まず柔術との“出来る技”の差を教えて下さい。
安井氏 柔術では反則の外掛けが可能”になります。外掛けからのアキレス腱固めが可能になります。エキスパートクラスのみ、ヒールホールドも出来ます。また、エキスパートクラスのみ、相手にサブミッションを仕掛けられている時にのみスラムもありです、ただし頭から落とす行為は禁止です。

--その“スラム”とは、どの程度の技なのでしょうか? 
安井氏 相手を持ち上げ、叩きつける行為です。例えば下から三角絞めをされている時に、持ち上げて背中から、叩きつけるのは大丈夫です。相手にバックに付かれた時に、自分が勢い良く前方回転して、相手の背中を打ち付けて離す、ことも出来ます。先程お伝えした通り、スラムはエキスパートクラスのみなのでご注意ください。

--公式ルールではマウント2Pと書いてありますが、柔術のように“3秒キープ”までは書いてません。秒数は関係ないのでしょうか?
安井氏 いえ、柔術と同じ3秒キープが条件となります。

--スイープポイントの差はありますか?
安井氏 “柔術ではポイントにならない鉄砲返し、マウント返し”もポイントになります。ただし、スイープもクリア・スイープとスイープの2種類があります。

--どのような差なのでしょうか?
安井氏 単純に言えば、スイープ後に相手のガード内に居るか否か、です。例えばマウント返しは相手のクローズドガードの中にいるので、2Pということになります。
A.クリア・スイープ 4P
トップになった時に、サイドポジション、マウントなどガードの中、ハーフガードの中にいない状況でキープした場合。
B.スイープ 2P
トップを奪ったときに、相手のガードのなか、ハーフガードのなかにいる場合。

--テイクダウンも2種類あるそうですね。
安井氏 はい、ガードの中に入るか・否かで別れます。
A.クリア・テイクダウン 4P
テイクダウンして、サイド、またはマウントなどガードの中、ハーフガードの中にいない状況でキープした場合。
B.テイクダウン 2P
テイクダウンしたときに、ガードのなか、ハーフガードのなかにいる場合。

--例えばテイクダウンして一気にマウントを奪えた6Pということですか?
安井氏 いえ、すべてのポイントにおいて、最大ポイントのみ入ります。ヒップスローの場合、柔術だとテイクダウン2Pとマウント4Pの計6Pですが、ADCCの場合はクリアテイクダウン4Pのみとなります。

--バックポジションの差はありますか?

安井氏 柔術の場合、バックを奪った選手が足を相手の股付近につけるなど細かいルールがありますが、ADCCの場合は両足でフックしていれば、クローズドでもオープンでも、4の字フックでもポイントになります。3Pです。

--マイナスポイントの説明をお願いします。
安井氏 マイナスポイントはあくまでも消極的な姿勢をとることによっておこる減点で、反則行為(ファール)とは別物です。柔術とは違う明確なマイナスポイントをあげるならば、やはり“引き込み”でしょう。引き込みは膠着を誘発する行為になり、2度注意を与えたのちマイナスポイントが言い渡されます。

--例えば引き込んだ選手はマイナスポイントを与えられて、そのまま引き込んだまま試合は続行されるのですよね?
安井氏 はい、マイナスポイント(減点)と反則行為(ファール)は別物なので、試合は続行されます。例えば柔術選手がマイナスポイントを与えられてもいい、と引き込んで戦うことも全然ありですね。
---------------------------------------------------------------------
とりあえず今回は以上になります。参加選手、また迷っている選手がADCCルールについて気になることがありましたら、BJJPLUSが意見をまとめて聞くこともできます。どしどしご応募ください!