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2013年11月2日土曜日

【アジアオープン2013】アダルト黒帯フェザー級トーナメントレポート

先の全日本ブラジリアン柔術選手権で初の日本王者になった塚田市太郎選手(ダムファイトジャパン)。副賞の「世界柔術2014への航空券」まで手に入れるなど、今年日本でノッている柔術家と言って間違いなさそうです。そんな塚田選手が出場したフェザー級は、アジアという舞台ながらエントリー数は4名と少々寂しいものに。ワールドマスシニが近かった事も影響したようですね。ただトーナメントはアジアオープン2010の無差別王者・荒牧誠選手(香港柔術)、福昨年の世界柔術でアダルトフェザーベスト8の小山貴之選手(福住柔術)と曲者揃い!! そんなフェザー級のレポートをお届けします。

アダルト黒帯フェザー級準決勝 
塚田市太郎(ダムファイトジャパン)VSジュリアン・ロビン(グレイシーバルセロナ)
全日本王者・塚田選手は一回戦で2012年ヨーロピアン選手権アダルト茶帯例とフェザー級を制した強豪ジュリアン・ロビンと激突。引き込んだジュリアン選手はいきなりスイープで先制!! ポイント0-2。

これが世界の実力か、と観ているコチラも一瞬焦りましたが、塚田選手もお返しにスイープ決めて同点。これでエンジンが掛った塚田選手は得意のトップポジションから攻め続けて7-2の完勝! 決勝進出です。


アダルト黒帯フェザー級準決勝 
荒牧誠(香港柔術)VS小山貴之(福住柔術)
引き込んだ小山選手が早々にスイープを決めて先制するも、荒牧選手もお返しに膝を抱えるスイープ。ここから荒牧選手はトップから攻め続けてアドバンテージを得て、2-2ながらアドバン差で勝利。

アダルト黒帯フェザー級決勝 
塚田市太郎(ダムファイトジャパン)VS荒牧誠(香港柔術)
互いに距離を取り組み合わない展開が続きます。そして中盤過ぎにトップを得意とする塚田選手から引き込み!! これに荒牧選手は何度かパスをトライ。若干荒牧選手が優位な印象があり。


再度共に立ち上がり様子見。荒牧選手が前後左右にステップを踏みまくる独特の動きを見せ、観客から「いいぞー、よく解らないけどいいぞー!」の声があがります。しかし終盤、荒牧選手が引き込むか一瞬迷ったところを塚田選手が合わせるようにテイクダウン! これが決めてになり2-0で塚田勝利! 見事に全日本選手権に続き、アジアオープンも制しました。

BLACK / Adult / Male / Feather
First - 塚田市太郎(ダムファイトジャパン)
Second - 荒牧誠(香港柔術)
Third - Julien Robin Gaillard - Gracie Barcelona
Third - 小山貴之(福住柔術)

(写真提供:JBJJF広報部)