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2013年10月28日月曜日

パラエストラ大阪代表・中山巧がPXC40に出場するも、無念のTKO負け!

パラエストラ大阪代表で柔術黒帯の中山巧こと"タクミ”選手が、10月25日(金)にグアムで開催される総合格闘技大会『PXC40』に出場。対戦相手は身長193cmのフィリピン出身ファイターのウィルチョープ(18勝5敗)。タクミ選手は40歳を迎える大ベテランでありながら「目標はUFC」と公言、負けられない一戦だったが……。

フェザー級契約(65kg以下)とは思えぬウィルのデカさが際立つ入場シーン。身長差は約20cm。


打撃でプレッシャーを掛けたいタクミ選手だが、身長差20cmは大きく有効打が与えられない。そこで組付きテイクダウンを狙うも、ウィルが首相撲から膝。さらに頭を掴んでタクミ選手が抵抗したところ偶然サミングに。

サミングからの再開後、ウィルはタクミ選手のタックルを潰してテイクダウン。しかし、寝技では当然上をいくタクミ選手が立ち金網際でテイクダウンを奪い返す。ダースチョークを狙うもゴング。


2ラウンドではタクミ選手の右フックが決まり、グラつくウイルにラッシュ! しかし、またも首相撲で凌がれ、さらにテイクダウンされてしまいマウントから肘連打。ここでゴング。疲労の色がかなり濃いタクミ選手。


第3ラウンドはタクミ選手から組付き首相撲するも、打撃で一枚上手なウイルが膝連打。逃れたタクミ選手はダブルレッグで組み付くも、切られて一気にマウントを奪われるとパンチ連打! タクミ選手の動きが止まったところで、レフリーが試合を止めた。試合後、タクミ選手は引退を宣言。柔術&グラップリング愛好家としては、柔術マットに戻ってきてほしい思いもあるが、今はお疲れ様でした、と言いたいです。

(写真:菅原香織)